本職声優が失業の危機!アニメ関係者に強い憤り

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071211-00000000-jct-ent

↑こんな記事が公開された。確かに最近は映画のアニメを中心にタレント起用が目立つし、一声優ファンとしてこれほど残念な事は無い。

そしてこの傾向は更に進行しつつある。これは本当に本職声優が失業に追い遣られかねない深刻な事態、いや深刻のレベルで済むかも分からない。事態はもうそこまで迫っているのだ。


↑の記事の一部を抜粋させてもらいますが、

「宣伝効果が全然違う」

「タレントのスキルは元々高い。4、5回も経験すればかなり上手くなる。もちろん、ダメなタレントもいますから、誰を起用するかの『見極め』が重要なんだと思います」


とあるが、何を寝惚けた事を言ってるんだと激しく思う。「4、5回でかなり上手くなる?」だって!?
この業界関係者らは即刻アニメ業界から追放すべきである。4、5回で上手くなるほど声優という職業は甘くない。明らかに馬鹿にした発言に強い憤りを感じる。


山寺さんも
「もちろん話題性は大事ですし、お客さんがたくさん入ることはおろそかにできないのですが、本当にピッタリあったキャスティングをよくよく考えて欲しい」

とブログで綴った通り、話題性は大事だし、お客さんがたくさん入る事はおろそかに出来ないのは分かる。しかし、それは方向性を誤っている。アニメ業界人ならタレントなどと誤った方向での話題性じゃなくて、アニメの中身で勝負すべきである。

ちゃんとした中身での勝負で良い作品が出来たのなら、アニメファン・声優ファンが話題にして、それが今まで興味の無かった一般人への売り上げに繋がるはずである。

そんなにこのアニメ業界人は自分たちの創る作品に自信が無いのかと呆れるばかりである。


アニメ業界の関係者は、アニメの中身で凄く良い物を作り、それを本職のプロの声優にバトンタッチすれば、タレントを起用する以上になると自分は考えます。そして、最後はアニメファン・声優ファンが必ずや話題にしてくれ、広く一般人にも広まっていくはずです。


こんな声優業界失業の危機にまで追いやったのは、紛れも無くアニメ業界の関係者なのです。
今一度自信の持てる作品に仕上げ、本職声優の活動の場を広げてもらいたいと切に願う次第であります。


アニメ映画の声優は人気タレントがいい? - Yahoo!ニュース 意識調査

↑まぁ、当然の結果といえば当然の結果です。