治安とイベントのあり方について考える

はい。らき☆すたファンなら分かりますね、鷹宮神社。その鷹宮神社のモデルとなったのが埼玉県鷲宮町にある鷲宮神社なわけですが、その鷲宮神社とその隣にある大酉茶屋という所の2ヶ所で昨日らき☆すたのイベントのようなものが行われました。

最初自分は行こうか考え、結局は行かなかったのですが、3500人ものファンが集まったそうで、これは鷲宮町の人口の10分の1に当たる人数だそうです。3500人というと物凄い人数である事に変わりはありません。


鷲宮商工会によると、人気にあやかってイベントを開催したらしいのですが、一部の鷲宮町の住人によっては治安が悪くなるといった反対意見はまだ根強くあるそうです。(大体の住人は慣れてきたのか、一時よりかは減ったようですが)

確かにイベントが行われる事はファンとしては嬉しい限りで、声優さんが訪れることは滅多にというか全くといって無いのも事実なので、声優ファンとしても嬉しい限りです。

しかし、イベントというのは地元住民の理解を得て初めて成り立つものと考えます。ただ、人気にあやかって商工会の、強いては町の経済発展だけを優先してイベントを行うのは自分としては間違っていると思います。

SスーパーアリーナやMメッセ、TビックサイトやパシフィコYといったイベント会場とは違うのです。単なる街中で行われたイベントと普段行われるイベントは勝手が違うという事を理解して欲しいと思います。(もちろん地元住民の理解と協力を得て行われたイベントであれば、自分としても何の意見もありません)


結局のところ、近隣住民からは何の苦情やトラブルも無く終わったそうなので、それについては安心したというのが本音ですが、やはり中には今後の事(初詣云々など)の影響を危惧されている方がいらっしゃるのは事実のようです。

アニメの舞台に現実のモデルのものを取り込むことは全然良いのです。ですが、その現実のものをモデルとして取り込むことによって、これだけの近隣住民にまで今後の生活に影響が及ぶ可能性があることを原作の先生方、そしてアニメ系会社(アニメ製作会社アニメ雑誌会社など)には理解して頂きたいばかりです。